福田脳神経外科

診療時間外は当直医が常駐しております。
診療時間外もお気軽にお問い合わせください。

TEL0952-29-2223

福田脳神経外科

脳の病気と治療について

HOME > 脳の病気と治療について

脳卒中

脳卒中にはいくつかの種類がありますが、脳の血管が詰まる「脳梗塞(のうこうそく)」と脳の血管が破れて出血する「脳出血」と「くも膜下出血」に分けられます。

症状

  • 頭痛 特に急な強い頭痛
  • 半身がしびれる、片方の手足が動きにくくなった
  • ろれつがまわらなくなった
  • ものが二重にみえる、ふらふらする
  • ものをよく落とすようになった
  • 箸がうまく使えなくなった
  • スリッパがうまく履けない
  • 言葉がうまくでてこない

診療内容

・MRIを用いた迅速な脳と脳血管の詳細な評価を行います。

・急性期の脳梗塞、脳梗塞の前兆、わかりにくい脳出血の診断から、くも膜下出血まで対応し、入院管理、薬剤加療、急性期手術加療までを行っています。

・脳卒中は一度発症すると再発率が高い病気です。高血圧、脂質代謝異常(高コレステロール血症)、糖尿病をはじめとする脳卒中危険因子の治療 を通して発症予防、再発予防に努めています。

令和元年7月 広報誌・診察室から

一過性脳虚血発作

脳卒中の前触れといえるもので、症状は一時的に消失するも、脳梗塞(のうこうそく)に移行する確率が非常に高いので注意が必要です。

症状

一時的に言葉がもつれた、出なくなった、手足に力が入らなくなったなどは、脳梗塞の前触れ、近いうちに脳梗塞に至る可能性があります。

診療内容

脳梗塞に至る前段階での診断、梗塞に至らない様予防治療まで行います。

令和2年3月 広報誌・診察室から

脳動脈瘤

脳動脈瘤とは、脳の動脈にできる瘤(こぶ)のことです。

症状

脳の動脈にこぶがあり、万が一破れると破裂してくも膜下出血を起こします。 一旦くも膜下出血を来たすと死亡率が30~50%に及ぶとても怖い病気です。

手術内容

予防する為には破裂する前に発見することが重要です。
治療には開頭手術(クリッピング術)と血管内治療(コイル塞栓術)があります。ただし、脳動脈瘤が見つかればすべて治療したほうがいいわけではありません。こぶの大きさ、形状、部位、年齢、家族歴、危険因子により治療適応が異なります。高齢、小さな動脈瘤では経過観察という選択肢も重要です。

診療内容

MRI、造影CTを用いた診断に基づき、それぞれの動脈瘤に対して、適切な治療方針を説明、提案します。・破裂に関係する危険因子のコントロールによる経過観察でよいのか、それとも治療適応があるのかできる限り丁寧に最新の知見に基づいて説明しています。

令和2年8・9月 広報誌・診察室から

頭部外傷

小児転倒、若年のスポーツ外傷から高齢者転倒まで幅広く、頭部外傷に対して対応しています。

症状

最も怖いのは脳や頭蓋内に出血を起こしていることです。出血が小さいと症状を起こさないこともありますが、出血が増大すると脳を圧迫し、意識が悪くなったり、場合によっては麻痺や生命の危険性に至る場合もあります。

診療内容

・頭部をはじめとして顔面まで傷の処置も行っており、小さいお子さんの頭部打撲にも対応しています。

・スポーツ外傷では、脳震盪の診断、状況によっては頭蓋内出血や脳挫傷の有無まで確認し、競技復帰までの指針に従って対応しています。

・高齢の方で、特に血のサラサラの薬を内服している場合は特に転倒頭部打撲による頭蓋内出血の危険性は高くなり、頭蓋内出血の有無の確認はより重要になると考えます。

・転倒頭部打撲後、1-2か月して反応が鈍くなった、頭痛がする、歩き方がとぼしなったなどの場合は、じわっと頭蓋内に血腫が貯留する慢性硬膜下血腫に至っている可能性も認めます。

めまい・ふらつき

症状

内耳の三半規管に関わるものから、自律神経のもの、失神前めまいなどがありますが、ときに脳そのものに原因がある場合もあります。 脳腫瘍や小脳の病変、小脳梗塞、出血などの脳卒中など、中枢性めまいを否定します。

診療内容

めまいに適した加療を行います。

令和元年10月 広報誌・診察室から

てんかん

てんかん発作を繰り返す脳の病気で、年齢、性別人種関係なく発病します。

症状

脳機能の一部または全体が一時的に正常の働きをできなくなる病気で、それを繰り返すのが特徴です。
特に頭のなかに何も問題がない場合や、脳腫瘍、脳卒中後、強い頭部打撲後、髄膜炎や脳炎後、神経変性疾患なども原因になります。

診療内容

てんかんの診療には、正しい脳波診断とMRIによる器質的病変の有無の見極めが重要です。
まず脳波診断、MRIによる診断を行ったうえで、できる限りてんかん専門医に繋げ適切な診断、及び治療介入まで行うようにしています。

令和元年12月 広報誌・診察室から

頭痛

症状

・一次性頭痛:片頭痛、緊張性頭痛、神経痛など

・二次性頭痛:脳腫瘍や脳卒中によるもの

二次性頭痛にはくも膜下出血をはじめとする生命を脅かす疾患が含まれており、これらを的確に診断することが重要です。一方で、外来診察で特に多いものとして、片頭痛、緊張性頭痛があります。
日本において片頭痛の有病率は人口の5-10%、緊張型頭痛は20%(実に2000万人以上)と報告されています。これらを正しく診断し、適切な治療を行うことが重要と考えます。

診療内容

まずは、診察、画像診断により病型を推測し、病型にあった治療を提案します。
頭痛の頻度が頻回な方には予防薬投与を行い、また頭痛発作が強い時には、注射による加療も行っています。

令和2年4月 広報誌・診察室から

もの忘れ

症状

もの忘れは正常な老化現象によるものではない可能性もあります。

【早期診断の重要性】

・MCI(軽度認知障害)、アルツハイマー型認知症だけでなく、脳血管性認知症、レビー小体型認知症、前頭側頭型認知症などがあります。

・水頭症や、慢性硬膜下血腫など、手術で改善する可能性のある認知症もあります。

診療内容

長谷川式テスト、及び頭部MRI(VS-RADを含めた)器質的異常の精査を行います。

しびれ

症状

手足のしびれ
脳や脊髄、手足の末梢神経のさまざまな病気がしびれの原因になります。

診療内容

頭部MRIだけでなく、症状によっては頚椎、腰椎といった脊椎疾患まで精査を行います。

脳機能疾患(震え、痛み)

症状

・顔の半分がぴくぴくする

・片側顔面けいれん:片方の目や口の周りの筋肉がふるえる

・三叉神経痛:片方の顔面に強い痛みを感じる

疲れやストレスで一時的に、片側の目や口の周りの筋肉がふるえることがありますが、それが持続し、年中続く状態に至る場合があります。

診療内容

MRIによる原因精査を行った後、年齢、症状、病態に沿った治療を提供します。
片側顔面けいれんにおいては、ボツリヌス注射を行っています。けいれんを起こして、ふるえている筋肉に対して少量のボトックス(ボトリヌス)を注射することで、ふるえの改善を図ります。平均として3-4か月持続します。常を始めとする生活習慣病のコントロールが、脳卒中に至らない為の重要な治療になります。

令和元年9月 広報誌・診察室から

生活習慣病(高血圧・脂質代謝異常・糖尿病)

症状

【高血圧】

なんといっても高血圧は脳卒中発症の最大の危険因子です。脳卒中予防において、血圧目標110-120/60-70mmHgが最適血圧と考えます。

【脂質代謝異常】

悪玉コレステロールが140mg/dl以上、中性脂肪が150㎎/dl以上は脂質代謝異常に該当します。

【糖尿病】

糖尿病は全身の血管や神経に障害を与えるため、動脈硬化が進行する 脳血管の動脈硬化も進行し、脳梗塞、脳出血の危険因子です。

診療内容

脳卒中予防に必須の、血液検査、全身動脈硬化評価(CAVI検査)、心電図検査、頚部血管エコー検査、脳と頚動脈のMRIとで評価を行います。
高血圧、脂質代謝異常を始めとする生活習慣病のコントロールが、脳卒中に至らない為の重要な治療になります。

令和2年5月 広報誌・診察室から

脳腫瘍

症状

脳腫瘍とは、脳の疾病の一つで脳腫瘍のできる部位によって、症状が異なります。ほとんどの場合はじめは風邪程度の軽度の頭痛ですが、徐々に痛みが酷くなるようであれば脳腫瘍が原因の可能性があります。

診療内容

瘍を患っている方で、脳転移が心配だ。脳腫瘍の割合は、人口比にすると少ない疾患ですが、早期診断による早期介入が必要になる疾患です。
発生する部位により、頭痛、運動麻痺だけでなく、言葉が出にくくなる、けいれんを起こす、ぼーっとするなど様々な症状が出現する。
まずMRIによる診断を行い、治療は良性腫瘍を除き、大学病院に紹介させて頂きます。

水頭症

症状

・なんとなく転倒しやすい、歩き方がとぼとぼしている

・尿失禁がある

・もの忘れがある

水頭症とは頭の中の水が貯まる病気で、くも膜下出血、脳出血、脳腫瘍に伴って貯留する続発性水頭症を認める一方で、高齢化に伴い増加している特発性正常圧水頭症の可能性があります。 適切な診断、治療において症状が改善し得る可能性がある病気です。

診療内容

頭部MRIによる、診断を行ったうえで、髄液排除試験まで行い適応があると治療を行います。

令和元年8月 広報誌・診察室から

顔面麻痺

症状

急に顔面の半分が動かなくなった意識清明で、手足の脱力がない場合は、末梢性の顔面麻痺の可能性があります。とはいうものの脳梗塞による中枢性顔面麻痺を否定したうえで、適した投薬加療を行います。

令和元年9月 広報誌・診察室から

ページTOP